






普段よく耳にするインターネット回線をいざ契約しようと思うと色々と疑問が出てきますよね。
インターネット回線は戸建てなのかマンションなのかでも選び方が変わり、インターネットの種類も複数あります。
そもそもインターネットとは何かがわからないと思っている初心者の方に向けてわかりやすく簡単に解説していきます。
読み終わった後には光回線の仕組みやイメージを持てるようになりますのでぜひお読みください。
【初心者向け】インターネット回線とは?わかりやすく仕組みなどを解説!
インターネット回線とは、名前の通りインターネットに接続するための回線のことをいいます。
種類は以下の通り2つに大別されます。
回線の種類 | 詳細 |
光回線・ADSL・ISDNなど | 電柱などで張り巡らされたインターネット回線工事を行い自宅へ引いて繋げる有線タイプ |
モバイルWi-Fi・ホームルーター | 工事不要で自宅に機器を置くだけでインターネットへ繋げられる無線タイプ |
両者ともインターネット回線の種類にとって速度や料金や仕組みは異なります。
有線タイプの選び方や無線タイプの選び方は、初心者の方にはわからない部分ではないでしょうか。詳しく解説していきます。
インターネット回線の種類|有線タイプと無線タイプ
インターネットへ接続する、有線タイプと無線タイプには以下のようなメリットとデメリットがあります。
有線タイプ | 無線タイプ | |
メリット | 通信状態が比較的安定している | 場所に縛られない |
デメリット | 自宅以外で使えない | 通信状態が比較的不安定 |
わかりやすく有線タイプと無線タイプについて分けていますので見ていきましょう。
有線タイプ5種類|光回線やADSLなど
有線タイプは工事を行い自宅へ回線を引き入れるタイプのインターネット回線のことです。
種類は以下の5種類があります。各回線の特徴をまとめてみました。
有線タイプにもこれら5つの種類があります。料金は少し高いものの速度、品質などから現在の主流は光回線です。
種類 | 詳細 |
光回線 | 光ファイバーと呼ばれる特殊な線で作られた高速で安定した固定回線。外部からの影響を受けづらく安定している。 |
ADSL | 電話回線を利用した固定回線。距離が遠いと通信スピードに影響が出てしまいます。光回線よりも速度は遅い。 |
ISDN | ADSL同様電話線を利用した固定回線。光回線よりも速度は遅い。 |
ダイヤルアップ | ADSLやISDNが電話回線の電話で利用する部分以外を利用していることに対して、ダイヤルアップ接続は電話が利用する部分を利用してインターネット接続をします。FAXのような接続方法。光回線・ADSL・ISDNよりも遅いです。 |
CATV | テレビ回線を利用した固定回線。光回線やADSLとは異なりテレビ線を利用した回線のため混雑しづらく安定している。しかし光形式よりも性能は劣る。 |
無線タイプ2種類|モバイルWi-Fiやホームルーターなど
無線タイプは工事不要でインターネット環境を構築できるインターネット回線です。
賃貸である場合やマンション・アパートの場合でオーナーや管理会社から光回線の許可を得られない場合に利用します。
選び方は以下の2通りです。
その他、契約している携帯電話でテザリング契約をしていれば、モバイルWi-Fiやホームルーターと同じように利用できます。
種類 | 詳細 |
モバイルWi-Fi | インターネット接続するための小型の通信機器のことです。持ち運び可能なため外出先で主にインターネットを利用する場合にモバイルWi-Fiは有効です。光回線に比べると回線速度は遅いですがいつでもインターネット接続が可能で、料金も4,000円~5,000円台で高速かつ大容量通信が可能です。 |
ホームルーター | インターネット工事不要でコンセントに差し込むだけでインターネット環境を構築できる機器のことです。持ち運びはできませんが工事不要で光回線同等高速で大容量のインターネット接続が可能です。料金は5,000円~6,000円程度ですが、速度制限が設定されているものもあります。 |
インターネット回線の選び方
インターネット回線の選び方は、ライフスタイルなどに合わせて以下の通り大きく3つあります。
ライフスタイル | おすすめ回線 |
①自宅で高速かつ大容量で利用したい | 光回線 |
②自宅で工事不要で高速通信を利用したい | ホームルーター |
③外出先で高速なデータ通信の利用がしたい | モバイルWi-Fiやテザリング |
①はインターネットの利用が主に自宅で大容量で高速回線かつ速度制限なしで利用したい場合に最適です。
切替の際には工事が必要で途中解約の場合には違約金発生する場合があるので注意が必要です。
②は自宅にいて工事不要でインターネットの利用ができます。
しかし速度制限がある場合があります。遅い通信では困るという場合には、モバイルWi-Fiや光回線への切り替えも検討必要です。
③は持ち運びが可能で、外出先でもインターネットの利用ができます。
しかし通信制限があるプランに加入している場合には不向きでバッテリー消費が早いことは注意です。
初心者の方でどのインターネット回線を選べばいいのかわからないという場合には、インターネットの利用が自宅なのか外出先なのかでまず検討してみてください。
もっと細かく検討したいという場合には別記事で詳しく解説しています。
インターネット回線の契約方法や開通までの流れ
有線タイプのインターネット回線の契約から開通までわかりやすく分けると以下の3つのステップです。
手順①インターネット回線を決める(回線事業者とプロバイダー)
インターネットを利用するには、回線事業者との契約と回線とインターネットを繋ぐためのプロバイダーとの2つの契約が必要です。
通信速度が左右されるのは回線です。光回線なのか、ADSLなのかなどで回線速度の速さが決まります。
手順②回線の開通工事実施や接続機器を設置する
回線の選定が決まったら工事を行い、ONUなど光信号をデジタル信号に変換する装置を設置し自宅でインターネット環境を構築するため準備をします。
手順③PCやスマホなどでインターネットへ接続する
複数の機器を繋ぐには、ONUと繋いだルーターが必要です。
ルーターのパスワードをパソコンやタブレットなどへ入力しインターネットへの接続を確認します。
インターネット回線の仕組みや用語まとめ
インターネット回線とは何か、インターネットとはどのような仕組みなのかについて初心者の方向けにわかりやすく解説してきました。
もう一度ここまで出てきた用語を振り返ってみましょう。
インターネット回線とは | インターネットをするための回線のことで有線タイプと無線タイプがあります。 |
有線タイプとは | 光回線やADSLなど工事を行い自宅へ線をひくタイプのインターネット回線です。 |
無線タイプとは | モバイルWi-Fiやホームルーターのように工事不要でインターネット環境を構築できるインターネット回線です。 |
インターネット回線といっても有線タイプでは5種類、無線タイプでは2種類あり利用の仕方や居住形態によって選び方は変わってきます。
ぜひ参考に最適な回線にスムーズに切り替えてください。