楽天ひかりの解約方法|解約手順、違約金、おすすめの乗り換え先も紹介します!

楽天ひかりの解約方法|具体的な解約手順から違約金、おすすめの乗り換え先も紹介します!

楽天ひかりは、NTT東日本・NTT西日本から回線の卸を受けてサービスを展開する光コラボレーションの1つです。

そんな楽天ひかりにすでに加入している人は、さまざまな理由から、解約を考える場合もあるでしょう。

しかし、いざ楽天ひかりを解約しようとすると、公式サイトだけでは解約の手順がわかりにくかったり、高額な解約金の負担に困ったりする場合がありますよね。

そこで今回は、楽天ひかりの解約方法を1から詳しく解説します。楽天ひかりの解約金を無料にする方法についても触れていますので、ぜひ参考にしてみてください。

目次

楽天ひかりの解約違約金はいくら?工事費残債分もチェック

楽天ひかりの解約違約金はいくら?工事費残債分もチェック

引用元:楽天ひかり

楽天ひかりを解約する際、ネックになるのが解約違約金ですよね。

楽天ひかりのプランには一定の契約期間があり、タイミングがずれると解約金を請求されてしまいます。

また、短期間で解約する場合は、初期工事費の残債を一括請求される場合もあるため注意が必要です。

最初に、楽天ひかりの解約にかかる解約金と工事費残債について詳しく解説していきます。

楽天ひかりの解約金

楽天ひかりを解約する場合、契約解除期間を除き、一律9,500円(税抜)の解約違約金がかかります。

楽天ひかりでは、24ヵ月または36ヵ月の契約期間を設定しており、それぞれ無料で解約できる解約解除期間は次の通りです。

契約期間 無料で解約するタイミング
24ヵ月契約 (24×n)+1
25ヵ月目の1ヵ月間
36ヵ月契約 (36×n)+1
37ヵ月目の1ヵ月間

契約解除期間内に解約を申請しなかった場合、契約は自動で更新されます。

うっかり契約解除期間を過ぎると、再び24ヵ月または36ヵ月待たないと無料で解約できなくなるため、解約のタイミングには十分注意しましょう。

工事費残債分

楽天ひかりでは、プランごとに次のような開通工事費がかかります。

なお、同じプランでも、工事先への人員派遣の有無や屋内配線を新設するかどうかにより負担額は異なります。

契約プラン 工事費
マンションプラン(集合住宅) 2,200~16,500円(税込)
最大330円×50回
ファミリープラン(戸建て) 2,200~19,800円(税込)
最大330円×60回

工事費は原則として、毎月330円(税込)の分割払いです。

そのため、マンションプランの場合は最大330円×50回、ファミリープランの場合は最大330円×60回に分けて工事費を支払います。

50ヵ月または60ヵ月経つ前に楽天ひかりを解約すると、支払残高が工事費残債として一括請求される仕組みです。

楽天ひかりの解約方法|具体的な手順を紹介します。

楽天ひかりの解約方法|具体的な手順を紹介します。

次に、楽天ひかりの具体的な解約手順をご紹介します。

楽天ひかりを解約するときは、電話もしくは、楽天ひかりとセットで契約しているプロバイダ「楽天ブロードバンド」のメンバーズステーションからweb上で解約申請を行いましょう。

解約について問い合わせが必要な場合も、電話もしくは楽天ブロードバンドカスタマーセンターのチャットを利用することになります。

電話番号:0800-600-0222(通話料無料)
受付時間:9時~18時(年中無休)

解約手順1. 楽天ブロードバンドメンバーズステーションから解約申請

楽天ひかりを解約する場合、プロバイダである「楽天ブロードバンド」のメンバーズステーションにログインし、解約申請を行いましょう。

疑問点があれば、カスタマーセンターに電話もしくはチャットで問い合わせることも可能です。

他の光コラボサービスへの乗り換えの場合、解約日は回線の乗り換えが完了した日です。

また乗り換えをしない場合や光コラボ以外のサービスに乗り換える場合は、前月11日から当月10日までに申請を行うと、当月末が解約日になります。

どちらにしても、レンタル機器の返却や回線の撤去にはある程度の時間がかかりますので、解約を決めたら期間に余裕を持って申請を行うことが大切です。

電話番号:0800-600-0222(通話料無料)
受付時間:9時~18時(年中無休)

解約手順2. 回線設備の撤去工事(任意)

回線設備の撤去工事が必要かどうかは、ご自宅の状況により異なります。

楽天ひかりに加入する際、フレッツ光や他の光コラボ業者から乗り換えた場合は、撤去工事は不要です。

一方、楽天ひかりに新規で加入していた場合は、利用状況によって撤去工事が必要な場合があります。

撤去工事が必要なケースでは、解約申請から1週間程度で工事に関する連絡が来るはずです。

解約手順3. レンタル機器の返却

楽天ひかりは、NTT東日本・NTT西日本の回線を利用したサービスであり、解約後はレンタル機器をNTTに返却する必要があります。

解約を申請すると、自宅にNTTから「レンタル機器回収キット」が送られてくるため、キットの説明書を参考に、次のような機器を返却しましょう。

・VoIPアダプタ
・ONU
・ホームゲートウェイ
・レンタル無線LANカード
・ケーブルなど

契約状況によって返却が必要な機器は異なるため、送り返す前にしっかりと返却する機器の種類を確認しましょう。

解約手順4. 解約証明書を発行してもう

他社サービスへ乗り換える際、違約金をキャッシュバックしてもらうキャンペーンに申し込むために「解約証明書」を求められることがあります。

解約証明書が必要な場合は、楽天ブロードバンドカスタマーセンターに問い合わせましょう。

楽天ブロードバンドカスタマーセンターでは、電話もしくはチャットで問い合わせを受け付けています。カスタマーセンターのチャットを利用できる時間は、年中無休の9:00~18:00です。

電話番号:0800-600-0222(通話料無料)
受付時間:9時~18時(年中無休)

引越し先でも楽天ひかりを利用する場合

引越し先でも楽天ひかりを利用する場合

引越し先で楽天ひかりを継続利用する場合は、次のような手順で手続きを行いましょう。

1.楽天ブロードバンドメンバーズステーションにて設置場所変更の手続き
2.楽天ひかり工事受付センターから移転工事日の連絡
3.引越し
4.引越し先での工事実施
5.楽天ブロードバンドメンバーズステーションにて住所変更の手続き

契約状況によっても異なりますが、楽天ひかりを継続利用する場合、引越し先でも移転工事が必要です。

開通までには1ヵ月程度かかる場合もあるとのことなので、引越しが決まったら早めに手続きを始めましょう。

また疑問があれば、楽天ブロードバンドのカスタマーセンターに電話以外でもチャットで問い合わせることが可能です。

楽天ひかりを解約する際の注意点

楽天ひかりを解約する際の注意点

次に、楽天ひかりを解約する前に押さえておきたい注意点を5点ご紹介します。

注意点をきちんと押さえておくことで、解約にかかる無駄な出費を極力省いて、スムーズに解約を完了させることができるでしょう。

また楽天ひかりを解約すると、楽天市場におけるポイント還元率も変わるため、楽天市場をよく利用する人は要注意です。

注意点1. 月額料金は日割り計算されない

楽天ひかりでは、月額料金は日割り計算されず、解約月の月額料金も全額請求されます。

月額料金は、マンションプランは3,800円、ファミリータイプは4,800円です。

楽天ひかりから他の光コラボサービスに乗り換える場合、回線の乗り換えが完了した日が解約日となり、解約が月途中でも月額料金は満額請求されます。

また、光コラボ以外のサービスへの乗り換えや、インターネットの撤去を行う場合は、次でご紹介する締め日に従って、月額料金が満額請求される仕組みです。

注意点2. 解約締日は毎月10日まで|11日以降は翌月の解約

光コラボ以外のサービスへの乗り換えや、インターネット回線の撤去を行う場合、毎月10日までに解約を申請すれば、その月の末に解約できます。

一方、毎月11日を過ぎてから申請すると、翌月末の解約になるため注意が必要です。以下に、解約日の例を記載します。

・12月11日~1月10日までに解約申請:1月末に解約
・1月11日~2月10日までに解約申請:2月末に解約

申請を先延ばしにしてうっかり11日を過ぎてしまうと、望んでいないのにその翌月分の月額利用料まで満額負担することになりかねません。

注意点3. 楽天コミュニケーションズ光(タイプS)を契約している場合

楽天コミュニケーションズ光(タイプS)は、プロバイダである「SANNET」のサービス停止にともない、2020年3月31日をもってプランの提供を停止しています。

現在はSANNETのホームページも繋がらず、サービスを契約していた人は自動解約となっているはずです。

注意点4. 6年間利用しないと解約金がかかる

楽天ひかりでは、開通工事にかかった費用によっては、6年間(72ヵ月)サービスを利用しないと解約金が0円にならない可能性があります。

楽天ひかりの開通工事にかかる費用は、マンションプランでは最大330円×50回、ファミリープランでは最大330円×60回の分割払いです。

そのため、24ヵ月契約でも36ヵ月契約でも、最初の契約解除期間にはまだ工事費残債が残っており、解約金が完全に0円になるのは72ヵ月目ということになります。

注意点5. SPUのポイントの倍率が下がる

楽天市場には、SPU(スーパーポイントアッププログラム)という制度があり、楽天グループのサービスを利用するごとに、楽天市場での買い物の際のポイント倍率が上がります。

楽天ひかりもSPUのポイント倍率が上がる条件の1つに含まれており、解約するとポイント倍率が-1倍に減る点に注意が必要です。

普段から頻繁に楽天市場を利用する人は、楽天ひかりを解約することで、以前よりポイントが貯まりにくいと感じることもあるでしょう。

楽天ひかりの解約金を0円にする方法

楽天ひかりの解約金を0円にする方法

最後に、楽天ひかりの解約金を0円にする方法を解説します。楽天ひかりを0円で解約するには、次の2つの方法が有効です。

・解約金がかからない期間で解約手続きを行う
・乗り換えキャンペーンを活用する

契約してからの期間や、乗り換えたいサービスの種類ごとに、適した方法を選びましょう。

解約金がかからない期間で解約手続きを行う

楽天ひかりを解約するときにかかるおもな費用は、楽天ひかりの解約金と工事費残債です。

楽天ひかりを契約解除期間外に解約した場合、一律9,500円(税抜)の解約金がかかります。無料で解約できる期間は、24ヵ月契約なら25ヶ月目、36ヵ月契約なら37ヵ月目の1ヵ月間です。

また工事費残債が無料になるタイミングは、工事にかかった費用ごとに異なります。

楽天ひかりの開通工事費は、金額ごとに7回~最大60回に分割され、毎月請求される仕組みです。工事費をすべて支払い終わった後であれば、工事費残債の請求はありません。

乗り換えキャンペーンを活用する

「楽天ひかりを早めに解約したいけれど、契約解除期間がまだ先」という場合は、他社の乗り換えキャンペーンを利用するのも1つの手です。

たとえばソフトバンク光では、他社からの乗り換えで違約金や撤去工事費を満額還元するキャンペーンを実施しています。

ただし、解約違約金を負担してくれるキャンペーンは限られており、乗り換え先の回線の選択肢が少なくなる点には注意が必要です。

楽天ひかりから乗り換えるおすすめの光回線

楽天ひかりから乗り換えるおすすめの光回線

ここからは楽天ひかりから乗り換えるおすすめの光回線を紹介していきます。

基本的に現在使っているスマホのキャリアと合わせて、セット割ができる光回線を選ぶのをおすすめします。

おすすめ光回線1. auひかり

運営会社 KDDI
使用回線 auひかり
エリア 対象外エリア:大阪府、京都府、滋賀県、兵庫県、奈良県、和歌山県、福井県、愛知県、岐阜県、三重県、静岡県
最大速度 1Gbps
月額費用 ホームタイプ 5,100円
マンションタイプ 3,800円
初期費用 事務手数料 3,000円
工事費 戸建て37,500円、マンション30,000円(実質無料)
セット割 ~1,000円
キャンペーン 最大61,000円(GMOとくとくBB)
他社からの乗り換え最大30,000円キャッシュバック
契約期間 2年
解約金 3年契約15,000円
2年契約9,500円、マンションタイプ7,000円

auのスマホを契約している人なら、auひかりがおすすめです。他社からの乗り換えで最大30,000円のキャッシュバックが受けられます。

auのスマホとauひかりのインターネット+電話サービスをセットで申し込むと「スマートバリュー」という割引を受けられ、スマホの利用料が1台ごとに月額500~2,000円程度安くなります。

また、関東の一部エリア限定ですが同じ料金で速度が5倍の「auひかりホーム5ギガ」、+780円で速度が10倍になる「auひかりホーム10ギガ」も提供しています。

さらにauひかりは、キャンペーンが充実している点もメリットです。

他社の違約金の負担や工事費実質無料など高額なキャッシュバックキャンペーンを行っています。

申し込みはコチラ

おすすめ光回線2. ドコモ光

運営会社 NTT
使用回線 ドコモ光
エリア ほぼ全国
最大速度 1Gbps
月額費用 ホームタイプ 5,200円
マンションタイプ 4,000円
初期費用 事務手数料 3,000円
工事費 戸建て18,000円、マンション15,000円
セット割 ~1,000円
キャンペーン キャッシュバック20,000円・dポイント2,000ポイント(GMOとくとくBB)
他社からの乗り換えで最大20,000円キャッシュバック
契約期間 2年
解約金 戸建て13,000円、マンション8,000円

ドコモのスマホを使っている人なら、ドコモ光が最適です。他社からの乗り換えで最大20,000円のキャッシュバックが受けられます。

ドコモの携帯電話を利用している場合、スマホ1回線ごとに永年最大1,000円(税抜)割引になる「ドコモ光セット割」を提供しているため、ドコモユーザーならお得です。

ひとりだけでなく、ファミリー分適用になります。ほかにもドコモ光電話やひかりTV、ドコモ光テレビオプションなど映像をはじめとしたサービスも充実しています。

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おすすめ光回線3. NURO光

運営会社 ソニーネットワークコミュニケーションズ
使用回線 NURO光
エリア 北海道・東京・神奈川・埼玉・千葉・茨城・栃木・群馬・愛知・静岡・岐阜・三重・大阪・京都・兵庫・滋賀・奈良・福岡・佐賀
最大速度 2Gbps
月額費用 ホームタイプ 5,217円
マンションタイプ 2,090~2,750円
初期費用 事務手数料 3,300円
工事費 44,000円(実質無料)
セット割 ~1,100円
キャンペーン 45,000円キャッシュバック(公式HP)
契約期間 2年
解約金 続契約期間中に解約で、契約解除料10,450円

ソフトバンクユーザーなら、NURO光への加入を検討してみましょう。

ソフトバンクには「おうち割光セット」というキャンペーンがあり、NURO光でんわとスマホをセットで利用することで、スマホの加入プランごとに月額500~1,000円の割引を受けられます。

さらにNURO光は、下り最大2Gbpsの通信速度の速さが魅力で「インターネットが繋がらない」といった心配もほとんどありません。

工事費実質無料で、高額キャッシュバックや接続設定サポートといった特典も豊富です。

接続設定サポートが無料で受けられれば、機器に詳しくない人も安心して利用できます。

申し込みはコチラ

おすすめ光回線4. ソフトバンク光

運営会社 ソフトバンク
使用回線 ソフトバンク光
エリア ほぼ全国
最大速度 1Gbps
月額費用 ホームタイプ 5,200円
マンションタイプ 3,800円
初期費用 事務手数料 3,000円
工事費 24,000円
セット割 ~1,000円
キャンペーン キャッシュバック最大36,000円(NEXT)
他社からの乗り換えで最大100,000円キャッシュバック
契約期間 2年
解約金 9,500円

ソフトバンクユーザーのうち、NURO光の提供エリアに対応していない人は、ソフトバンク光を検討してみてください。

他社からの乗り換えで最大100,000円のキャッシュバックが受けられます。

ソフトバンクユーザーがソフトバンク光を利用すると、永年毎月1,000円割引の適用を受けられます。

また、1回線あたり1,000円の割引を最大10回線まで適用できるため、家族で利用すればさらにお得です。

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まとめ

楽天ひかりを解約する場合、まずはプロバイダである楽天ブロードバンドのメンバーズステーションにログインし、解約申請を行いましょう。

疑問点は、楽天ブロードバンドカスタマーセンターのチャットから問い合わせることも可能です。

楽天ブロードバンドカスタマーセンター

電話番号:0800-600-0222(通話料無料)
受付時間:9時~18時(年中無休)

楽天ひかりは、24ヵ月または36ヵ月の契約期間があり、契約期間外の解約には解約金がかかります。

解約金や工事費残債がかかる状況で、できるだけ早く回線を乗り換えたいときは、ソフトバンク光のように、他社の解約違約金の還元キャンペーンを行っているサービスに乗り換えるのもおすすめです。

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